当院の入れ歯治療

当院では、入れ歯治療で30年以上（※）の経験がある院長が、保険診療でも噛みやすい入れ歯をお作りします。

入れ歯が合わない原因の多くは、入れ歯の内面（床：しょう）と入れ歯を支える歯ぐきとの間に隙間があることです。入れ歯は吸盤と同じしくみで歯ぐきにくっつきます。隙間があると吸盤がくっつかないのと同じように、入れ歯も隙間があるとくっつかず、ガタついたり外れたりします。

隙間を作らないためには、精密な型取りが重要です。私たちは精密な型を取れるよう、患者さま一人ひとりに「個人トレー」と呼ばれる専用の道具をオーダーメードで作製しています。

トレーとは型取り材を乗せる枠のことで、一般的に保険診療で「個人トレー」を作ることは珍しいのですが、当院では保険か自費かに関わらず、すべての患者さまに「個人トレー」を作製しています。それは「個人トレー」を使って歯ぐきの型を取ると、精密な型が取れるからです。さらに型取り材も必要に応じてシリコン製の特別なものを使用し、型取りの精密さにこだわっています。

型取りを精密に行って作った入れ歯は、患者さまのお口にフィットしやすいため、噛みやすく満足いただける仕上がりとなります。これらの理由から私たちは、お口の型取りにこだわるのです。

入れ歯が合わないからと、入れ歯をお口に入れずに過ごす方がいらっしゃいます。しかし、歯がしっかりと噛み合っていないと体をうまく支えられないため、姿勢が悪くなりがちです。

よく噛めてピッタリ合う入れ歯をお口に入れると、体幹が安定して姿勢が良くなり、転倒しにくくなることがわかっています。また、噛み合わせが良くなると脳への血流が良くなったり、噛む刺激が脳に伝わったりするので、認知症予防にもつながります。

しっかりと噛める入れ歯はとても大切です。だから当院では、よく噛める入れ歯にこだわっています。

入れ歯や歯の詰め物・被せ物は、専門家である歯科技工士が歯科技工所で作ります。技工士や技工所にはそれぞれ得意分野があり、入れ歯を得意とする技工所（技工士）もあれば、詰め物や被せ物が得意な技工所（技工士）もあります。

歯科技工士の技術力によって、入れ歯の出来が大きく左右されるため、思い通りの入れ歯を作るには、入れ歯の作製が得意な歯科技工所に依頼することが大切です。

そこで当院は、入れ歯の作製を得意とし、実績も豊富な歯科技工所へ依頼し、患者さまに満足いただける品質の入れ歯をお作りしております。依頼している歯科技工所との付き合いは15年以上（※）。しっかりとした信頼関係が築き上げられており、コミュニケーションや連携を密に行えるので、患者さま一人ひとりのお口に合った入れ歯をご提供できます。

歯科技工士は、歯科医師と並ぶもうひとりの入れ歯の専門家です。私たちは、一流の腕を持つ技工所と提携しておりますので、信頼してお任せください。

※2021年現在